「大人の学び直し」は近年、国も本気で取り組んでいます。
理由のひとつは「仕事関連の成人学習参加率が高い国ほど、時間当たりの労働生産性が高い傾向にある」(1)ということ。
つまり
「効率のいいパフォーマンスができる生産性の高い人材が育てば国力もアップする」
という狙いがあるようです。
(1)文科省HP 【大学等がリカレント教育に取り組む意義と推進に向けた方向性】

このサイトでは、46歳で高認合格 → 49歳で通信制大学に入学した私が実体験をもとに調査・検証した一次情報を発信、または確認できる導線を用意して発信しています。
「リカレント」「リスキリング」「学び直し」何が違うの?
ぼんやりとしたこの定義を、ここでしっかり確認しておきましょう。
図解:「リカレント」「リスキリング」「学び直し」

このように、「リカレント」「リスキリング」「学び直し」はそれぞれに違った意味をもっています。
それぞれの意味
| 単語 | 分解 | 直訳 |
|---|---|---|
| recurrent(リカレント) | re(再び)+ current(走る・起こる) | 繰り返し起こる |
| reskilling(リスキリング) | re(再び)+ skill(技能) | 技能を学び直す |
| 学び直し | 学ぶ+直す | 学びをやり直す |
「リカレント」・・・人生を豊かにする学び
「リスキリング」・・・仕事に活かすための学び
「学び直し」・・・教養や技術修得のための自主的な学び
このように単語の成り立ちから見ると違う三つの言葉ですが「リカレント」の中にある「リスキリング」と「学び直し」には重なり合う部分があるのです。
相互作用
最初は教養を深めたいという「学び直し」の思いがあったものの、それが仕事(副業)に結びついて、結果的に収入が増えて「リスキリング」な学びに転じるケースもあります。

まさに私がこのケースに当てはまります。
結果的に人生が豊かになる「リカレント」な学びになったことを考えると、三つの言葉の範囲には重なり合う部分があり、互いに影響を与え合っているといえます。
体験記|学び直しからスキルを獲得した
私の学びのスタートは、ある人から言われた「ろくでもない学歴」という一言でした。
そこから「誰のためでもなく自分のために」という気持ちで芸術系の通信制大学に入学し今に至ります。
芸術系の大学を選んだのは、自分の趣味である着物の知識に役立つ学びを求めていたからですが、結果的には副業につながって収入が増えました。
大学生活で発見した好きと特技
大学生活では、これまでに未経験だった「レポート」を書くという作業が発生します。
あるひとつのことについて調べ、それをまとめるという作業です。
これが私の新しい「好き」と「特技」でした。
今は文章を書くことで副業を見つけることができて収入につながっています。
「大人の学び直し」としてスタートした通信制大学への入学で、思わぬ副産物を得たことに驚いています。
このように、趣味を学ぶことから新しい「スキル」を獲得することもあるのです。
人生後半における学びの継続が、いかに有意義かを実感しています。

大学のレポートでは100点を獲ったことも。
「好き」が認められたことで自信につながりました。
国策としての「リカレント」教育推進について思うこと
少子高齢化が深刻な日本において、2030年には日本の生産年齢人口が57.3%にまで減少し、OECD加盟国中最下位になるというデータ(2)もあります。
冒頭にも書いたように国がリカレント教育を推進する理由には、こうした状況を見据えて「生産性の高い人材を育てる」ことにあります。
しかし、その施策が国民に届いているかといえばYESとは言い難いのが現状でしょう。
それよりも物価高に頭を痛め、毎日の生活を乗り切ることで精一杯という状況。
「未来のための施策を打っても、それどころではなくて自転車操業でなんとかやってます」
これが日本の今の姿かと思うと、「失われた30年」どころではないという気がします。
人生後半を有意義で楽しいものにするために、自分ができることは今のうちから始めておくのがいいのかもしれません。
(2)文科省HP 【大学等がリカレント教育に取り組む意義と推進に向けた方向性】
まとめ|学びの継続は収入にもつながる
☑️ 「リカレント」「リスキリング」「学び直し」はそれぞれ意味が違う
☑️ 意味は違うがそれぞれに相互作用を持つ関係である
☑️ 趣味の学びもスキルにつながることがある
☑️ 新たに得たスキルで収入アップも見込める
☑️ 人生後半を有意義にするためにも学びの継続が有効
私は社会人大学生として学び直した結果、副業を得て収入アップにつながっています。

私がたどった道筋はこう↓
思わぬ形で人生が豊かになっています。

大人になっても学びを継続することが、人生後半を有意義にする道筋を見せてくれています。
まだまだ胸を張って有意義な人生とは言い切れませんが、何もしていなかったら何もなかったということだけは言えると思います。
実体験からも言えることですが、まずははじめの一歩を踏み出してみないと何も始まりません。
勇気を持って一歩踏み出すことで有意義な人生後半が待っているかもしれません。




