「高卒認定試験」というと、若い人が受ける試験という気がします。
大人世代でも高認試験を受けることはできるのでしょうか。
・受験資格の詳細は?
・受験費用はいくらかかるの?
・受験科目免除の要件ってなに?
・合格の目安は何点?
など、「大人の高認受験」を考えた時、はじめに知っておきたい基本情報についてまとめました。

このサイトでは、46歳で高卒認定試験「全8科目一発合格」した私が実体験をもとに調査・検証した一次情報を発信、または確認できる導線を用意して発信しています。
高卒認定試験の基本情報

正式名称は「高等学校卒業程度認定試験」といい、2005年にそれまでの「大倹」に代わる国家試験として始まりました。
高卒認定試験は「高卒」の資格ではなく「高校卒業と同程度の学力があることを示す国家資格」となります。
つまり、高卒認定試験合格までだと「高卒」とはいえないので認識に注意が必要です。
高卒認定試験合格後に大学に進学して、大学を卒業すれば「大卒」となります。

私は「せっかくだから大学生になってみよう!」と思って通信制大学へ通うことにしました。
「中卒から49歳で大学へ。入学してわかったこと」
受験資格
⚫︎ 受験資格:受験年度内に16歳以上になる 大学入学資格のない人(高校、中等教育学校、高等専門学校、専修学校高等家庭などを卒業していない人)
受験費用
⚫︎ 受験費用:7科目以上 8,500円、4〜6科目 6,500円、3科目以下 4,500円 ※受験費用は改定される場合がありますので最新情報を確認してください。
実施期間
⚫︎ 高卒認定試験は年2回(第1回は夏、第2回は秋)に実施。
【2026年度の高卒認定試験 スケジュール】
| 第1回 | |
| 試験日 | 2026年8月6日(木)、8月7日(金) |
| 出願期間 | 2026年4月6日(月)〜5月13日(水) |
| 第2回 | |
| 試験日 | 2026年11月7日(土)、11月8日(日) |
| 出願期間 | 2026年7月21日(火)~9月11日(金) |
出典:文部科学省 HP「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」

試験日は年度ごとに異なります。最新情報を確認してください。
受験科目免除
高卒認定試験には「科目免除」というシステムがあります。
どんな要件で、誰が申請できるのでしょうか。
また、「大人の高認受験」を目指す人には注意してほしいこともあります。
科目免除の要件
「科目免除」とは、かつて通った高校で修得した単位があれば、その科目の受験を免除できるシステムです。
自分が受験科目免除の要件を満たしているかは、通っていた高校などに問い合わせる必要があります。
修得済みの単位がある場合は、学校側に書類を作成してもらい、願書と一緒に申請します。
- 文部科学省ホームページの様式で作成してもらうこと(学校独自の様式では必要項目の確認ができない場合があるため)文科省HP→「単位修得証明書・単位修得見込証明書様式」
- 厳封されていること
- 2通取り寄せること または単位修得証明書のコピーを別にもらうこと
出典:文部科学省 HP「免除要件」
科目免除を申請できる人
高卒認定試験の『受験案内』の「科目免除」に掲載されている対象者は以下の通りです。
- 高等学校で単位を修得した方
- 高等専門学校(5年制)で単位を修得した方
- 大学入学資格試験で一部の科目に合格した方
- 過去に地理歴史、公民、または理科の合格または免除科目がある方
- 知識及び技能に関する審査(技能審査)に合格した方
- その他の方(専修学校高等課程や在外教育施設で単位を修得した方、専門学校入学者検定等の科目合格者等)
高校を中退したけど途中まで通っていた人や、英検や数検といった技能審査に合格している人は科目免除が可能な場合がありますので、必ず確認してみてください。

高認試験についての情報が掲載された『受験案内』の入手方法については、こちらの記事で詳しく書いています。
→ 「【体験記|準備・発送編】46歳で高卒認定試験を受験してみた話」
科目免除で注意が必要な人
受験科目が1つでも減らせればラッキーですが、学生時代から年月が経っている人は注意が必要です。

私は保存期間が過ぎていて単位証明書の発行不可でした…。

しかし、条件は一人ひとり異なりますので諦めずに必ず確認しましょう!
高認試験の難易度
「大人の高認受験」を目指す世代は

何十年も勉強してない!
という人が多いと思います。
私ももれなくその一人でした。
つぎに、高認試験の合格の目安は何点くらいなのか調べてみました。
合格の目安
高認試験の難易度はそこまで高くありません。
合格の目安は1科目あたり40点前後といわれています。
これは、高認試験が「高校卒業と同程度の学力」があるか証明する試験だからです。
高得点を狙う試験とは性質が違うということです。
ただし、高認試験を管轄する文科省は公式な合格ラインを発表していませんので、あくまで「推定の合格ライン」として考えてください。
とはいえ、大手予備校や塾もこのラインを目安にしていますので信憑性は高い数字といえるでしょう。

50点を取れれば安全圏ですね!
【まとめ】はじめに知っておきたい高卒認定 基礎情報
☑️ 16歳以上の大学入学資格を持たない人が受験できる
☑️ 費用は高くても8,500円と意外とリーズナブル
☑️ 試験は年2回、夏と秋に開催される
☑️ 過去に修得した単位があれば「科目免除」を申請できる
☑️ 合格ラインは「40点前後」

高卒認定試験は、勉強から離れた大人世代も受験しやすい試験です。
思ったよりもハードルは高くないので挑戦を考えてみてくださいね。
この記事が、そのきっかけになればうれしいです。







