【体験記|はじめの一歩編】46歳で高卒認定試験を受験してみた話

大人の高認受験

私が高卒認定試験を受けたのは、コロナ禍真っ只中の2020年8月のことです。

当時、私は46歳。

一般企業に勤めつつ、ほぼ最低賃金で働きながら毎日会社と家を往復する日々。

しかし、コロナ流行によって在宅勤務となり時間に余裕が生まれました。

外出する機会が減り自宅で過ごす時間が増えて、なんとなく高卒認定試験の勉強を始めました。

でも今思い返してみると、心の深い場所でフタをしていた「中卒」というコンプレックスをいつか解消したい、そのタイミングを待っていたのかもしれません。

これは、46歳の私が高卒認定試験の受験を決めてから合格するまでの体験記です。

高卒認定試験合格が私の人生を大きく変えることになりました。
現在、社会人大学生の私の体験記です。
最後まで読んでいただけるとうれしいです。

⚫︎ この記事は私の高認受験 【体験記|はじめの一歩編】です。
⚫︎ 高卒認定試験の受験を迷っている方に読んでほしい記事です。
⚫︎ 私が高認試験を受けようと思ってから最初に疑問に思ったことや調べたことを記録しています。
⚫︎ 私が受験した2020年当時とは変更になっていることもあるかと思いますので参考程度に読んでいただければと思います。

大検とどう違うの?高卒認定試験について調査した

1973年生まれの私にとっては「大検」という言葉のほうが馴染みがありました。

結論からいうと2004年までは「大検」、2005年から「高卒認定試験」に変わりました。

高校卒業程度の学力を認められて、大学受験の資格が与えられるという仕組みは同じものです。

文部科学省が実施している国家試験の一種です。

受験資格|高卒認定試験の受験資格

高卒認定試験はこんな人たちが受けられます。

【高卒認定試験の受験資格】

受験年度内に16歳以上になる 大学入学資格のない人(高校、中等教育学校、高等専門学校、専修学校高等家庭などを卒業していない人)

つまり・・・

  • 中卒の人
  • 高校を中退した人
  • 高校には在学しているが通学していない人

さまざまな人にチャンスを与えてくれる試験です!

免除|必ず調べたい ”科目免除” とは?

かつて通っていた高校で取得した単位があれば、受験科目が減らせるかもしれません。

1科目でも受験科目が減ればラッキーですよね。

自分が受験科目免除の要件を満たしているかは、かつて通っていた高校などに問い合わせる必要があります。

しかし、高校中退してから年月が経っている40代以上は要注意です。

なぜなら・・・

単位修得証明書は、一定以上の期間が経過していると保存年限の経過により学校によっては発行ができない場合があるからです。

つまり、ひとりひとり条件が違うので必ず自分で確認する必要があります。

ちなみに、私の場合ですが・・・

保存期間が過ぎていて単位証明書の発行不可でした(泣)

ということで、免除科目なしの全科目受験となりました。とほほ・・・。

実際に私が受験した項目はこちら↓

全部で8科目の受験。

私が受験した2020年は、選択する科目によっては9科目受けなければならない場合もありました。

私は1科目でも減らしたかったので上記の8科目を受験することにしました。

《ご注意!!》
⚫︎ 受験項目はたびたび変わることがあります。
⚫︎ 英検や数検などの民間検定を取得している場合にも科目免除になる場合があります。
最新の情報や詳細は 文科省HP でご確認ください。

合格率|高認試験 合格者の割合

高卒認定試験を受験すると決めた時、

「そもそもどれくらいの人が合格するの?」
「めちゃくちゃ難しいんじゃ・・・」

と不安になりました。

出願者数と合格者数をベースに合格率を調査しました。

【高卒認定試験の合格率】

年度出願者数合格者数合格率
2020年(令和2年度)18,825人8,625人45.8%
2021年(令和3年度)20,215人8,097人40.0%
2022年(令和4年度)19,652人7,961人40.5%
2023年(令和5年度)19,191人7,932人41.3%
2024年(令和6年度)17,629人7,748人43.9%
2025年(令和7年度)19,050人7,937人41.6%
※文科省HP 各年の「報道発表」よりデータ抽出しレモンナが作成

毎年8,000人近くが合格!

毎年8,000人近く、割合にして4割強の人が合格しています。

ちなみに、一度の受験で全ての科目に合格しなくても大丈夫です。

焦らずマイペースに2、3度の受験を経て、合格する人も多いようです。

合格科目を積み上げて、自分の合格要件を満たせば晴れて高卒認定合格!となります。

難易度|何点取れば合格できる?

合格の目安は1科目あたり40点前後といわれています。

高認試験を管轄する文科省は公式な合格ラインを発表していませんので、あくまで「推定の合格ライン」です。

ただし、大手予備校や塾もこのラインを目安にしていますので信憑性は高い数字です。

50点を取れれば安全ですね!

高卒認定試験は「高校卒業と同程度の学力」が証明される試験です。

そのため高得点を狙う試験とは性質が違います。

「基礎的なことを理解しているか」

をみる試験なので難易度はそこまで高くありません。

費用|受験にはいくらかかる?

受験費用は

7科目以上 8,500円
4〜6科目 6,500円
3科目以下 4,500円

と、比較的リーズナブルです。

その他にかかる費用として

✔︎ 出願書類に必要な住民票などの書類代
✔︎ 証明写真代
✔︎ 試験会場までの交通費

受験費用と雑費を合計して、1万円程度の費用です。

これとは別に、予備校代、塾代、オンライン講座代といった”学習費”がかかる場合があります。

どんな勉強スタイルを選ぶかによって、トータル費用は大きく変わります。

私は独学で勉強したので、費用はだいたい1万円ほどでした。
勉強スタイルの比較はこちらで紹介しています。
46歳で始めた高認試験の勉強法|数学に絶望した私が一発合格するまで

初歩編まとめ|高卒認定試験は怖がらなくていい

調べてみると高卒認定試験は怖がらなくていいとわかりました。

☑️ 16歳以上の大学入学資格のない人は受験できる

☑️ 取得済みの単位があれば受験科目を免除できる

☑️ 合格率は約4割。毎年8,000人近くが合格している

☑️ 1科目あたり40点前後が合格ライン

☑️ 受験費用は約1万円

高卒認定試験は、さまざまな境遇で高校に行けなかった人を応援する試験です。
一歩を踏み出すタイミングはひとそれぞれ。
この記事が、そのきっかけになればうれしいです。