49歳で通信制大学へ入学しました。
周りからは、
「流行の”大人の学び直し”ですか?」
「何か目標があったんですか?」
と聞かれることがあります。
私は
「勉強するのが楽しいと思えたから」
と答えます。
”大人の学びあるある”ですが
若い時には嫌いだった勉強がなぜか大人になると楽しくなる。
私も高卒認定のために勉強をはじめたら
”知らないことを知ることの楽しさ”
に気づきはじめて
「だったら高卒認定も合格したし大学生になってみよう!」
そんな軽いノリで社会人大学生になりました。
☑️ 急な就職活動。学歴の壁にぶつかった
☑️ コロナ禍で高卒認定試験に挑戦
☑️ 通信制大学入学「大人の学び」はおもしろい
☑️ どうする?仕事と勉強の両立
☑️ 49歳で大学生になってよかったこと
中卒のまま大人になった

家業を継いだ私は学歴に対してコンプレックスを感じることもなく過ごしました。
しかし43歳の時、父が亡くなり時代と共に家業を継続することが難しくなり廃業。
思いがけず就職活動をしなければならなくなりました。
しかし、求人票を見るたびに「高卒以上」という文字が目に入りました。
今まで気にしていなかった学歴が、急に目の前に現れたような感覚でした。

「もし高校を卒業していたら」
「もし大学に進学していたら」
そんなことを思いましたが、
「40歳を過ぎて今さら学び直しなんて無理だろう」
と思っていました。
幸い中卒でも受け入れてくれた会社があり、そのまま学歴コンプレックスを放置して過ごしていました。
コロナ禍で高卒認定試験に挑戦
転機になったのはコロナ禍です。
外出する機会が減り、自宅で過ごす時間が増えました。

何かやってみようかな。
そんな時にふと、学歴コンプレックスのことを思い出して、軽い気持ちで高卒認定試験の勉強を始めました。
でも今思い返してみると、心の深い場所でフタをしていた「中卒」というコンプレックスをいつか解消したい、そのタイミングを待っていたのかもしれません。
しかし、勉強という勉強を何十年としてこなかった私にとって、どこから手をつけていいのか、さっぱりわからない状態。
✔︎ 高卒認定を受ける資格があるのか?
✔︎ 合格なんて無理でしょ
✔︎ 今さら遅いんじゃないか
ネガティブな言葉だけが思いつき前へ進みたくても進めない。
そんな時、子供の頃から大好きだった芸人さんがコロナで亡くなってしまいました。
悲しさとともに
「人生はいつ終わるか分からないんだ」
そう思うとネガティブな思いはなくなり、高卒認定試験に向けて動きはじめていました。

私がまず調べたのは ”受験資格” と ”科目免除” があるかどうか。
「40代でも受けられる?高卒認定試験の受験資格や科目免除を調べてみた」
まずは、自分が高卒認定試験の受験資格があるのか、有効な単位を保有しているのかも不明だったので、そこから調べ始めました。
有効な単位があれば受験科目を免除できる可能性があるので、ここはちゃんと確認したいところです。
しかし、けっこうこの段階でつまずきそうになりました。
なんせ、20年も前のことをほじくり返さねければならないのですから。
大人になって学ぶということ
一度の受験で合格できるとは思っていなかったのですが、なんとか合格することができました。

苦手な数学を克服して46歳で高卒認定試験にパスしました!
「46歳で始めた高認試験の勉強法|数学に絶望した私が一発合格するまで」
すると、今までは遠い世界だった「大学」が、急に現実的な選択肢に見えてきたのです。
高卒認定には合格したものの、それは「高校卒業と同程度の学力」が証明されるだけで「高卒」にはなりません。
がんばって高卒認定も取ったんだし・・・

せっかくだから大学にも行ってみようかな
と、なんとなく思い始めたのです。
実は、高卒認定の勉強をしている間、最初はいやいやだった勉強が続けていくうちに楽しくなっていることに気づいたのです。
若い頃は嫌いだった勉強が、大人になると楽しいと思えるようになって、「学生時代、なんでもっと勉強しなかったんだろう」というのは、大人の学びあるあるです。
私の場合、資格取得や転職目的が大学進学の目的ではありませんでした。
勉強が楽しいと思えている間に次のアクションをしたほうがいい、とピンときて通信制大学なら働きながらでも学べるし

今ならできるかもしれない
そんな軽い気持ちで社会人大学生になろうと決めました。
私が選んだのは、通信制の芸術大学。
もともと、アートに興味があったことと、「これくらいの学費なら出せるかな」という金銭的な面から選びました。
仕事との両立は思っていたより大変
軽い気持ちで社会人大学生にはなってみたものの、現実はそう簡単にはいきません。
入学後さっそく、

なにをどうすればいいのかわからない…
という典型的な初心者マークの迷子の子羊状態。
「シラバスってなに?」といった具合です。
レポート、試験、スクーリングと、次々にこなさなければいけない課題と仕事との両立。
時には睡眠時間も削って、ランチもそこそこにレポートを書いて、期限ギリギリで提出ということも。
社会人大学生の忙しさを痛感しました。
そんなこんなで、少しずつ単位を積み重ねていくうちに、気づけば卒業が見えるところまで来ていました。
大学で得たものは知識だけじゃない
大学で学んだ知識ももちろん財産です。
でも私が一番大きかったと思うのは、

49歳からでも新しいことは始められるんだ!
と実感できたことです。
大学へ入ったことで人生が劇的に変わったわけではありませんが、確実に世界は広がりました。
これまでレポートを150近く書いてみて、文章を書くことが好きなことも発見しました。
これは、全くこれまで感じてこなかった発見で自分でも驚いています。
新しい人と出会い、新しい考え方に触れ、「文章を書くことが好き」という新しい自分のスキルを発見して、こうしてブログを始めるきっかけにもなりました。
【まとめ】大学入学でわかったこと
49歳で大学に入学してみてわかったことは「やってみたらなんとかなる」でした。
もし今、
「やってみたいけど遅いかな」
と思っていることがあるなら、ノロノロでも一歩だけ進んでみることをおすすめします。
私はその一歩が49歳で入った大学でした。
「やってみたらなんとかなる」そして

やってみてよかった!
と、今は心からそう思っています。
止まって考えているだけでは見えない景色が動き出すことで見えてくる、それを実感しています。


